ろれつが回らない
ろれつが回らない
脳出血は脳の細い血管が破裂し、血液が漏れ出て神経細胞を障害します。脳から出血した血液はやがて大きくなると、脳の内部の圧力(脳圧)が高くなったり、血液の塊が周囲の正常な脳細胞を圧迫したりします。こうしたことが脳細胞のダメージとなり、麻痺や感覚障害などの後遺症をまねく原因になります。
出血した場所や出血の大きさによって症状は異なりますが、ほとんどの場合、頭痛があります。とくに、くも膜下出血は、急にハンマーで殴られたような激しい頭痛が生じます。手足に力が入りにくい、ろれつが回らない、顔がゆがむ、吐き気や嘔吐といった症状も、しばしば認められます。大きな出血では最悪の場合、意識障害、あるいは生命にかかわることもあります。
脊髄小脳変性症は、中枢神経系の一部である脊髄と小脳の神経細胞が徐々に退行する疾患群を指します。これにより、運動の調整や姿勢の維持、協調運動などの機能が低下し、生活に大きな影響を与えます。脊髄小脳変性症には様々な種類があり、異なる原因や症状がみられます。これには遺伝子異常、感染症、環境因子などが関与している可能性があります。
一般的にはこのような症状がみられます。
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