安心、安全、満足度の高い診療を
常に心がけております
私は福岡出身で、2005年3月に九州大学医学部を卒業後、順天堂大学病院で初期臨床課程を修了いたしました。もともと手先は器用であり微細な作業も興味があったことから、脳神経外科の顕微鏡下手術に魅了され、また、透視下に施行するカテーテル手術である脳血管内手術も発展を見せていた時期で、脳神経外科医としての道へと進みました。
その後は、脳腫瘍、脳血管障害、てんかんや脊椎疾患をはじめとする機能外科も含めて脳神経外科一般に広く携わり、多くの手術をこなしてきました。中でも専攻とした脳血管障害に関しては、脳神経外科専門医、脳血管内治療専門医として急性期脳梗塞に対する血栓回収療法、くも膜下出血や脳内出血、未破裂脳動脈瘤、硬膜動静脈瘻、もやもや病などの脳血管障害に対する開頭手術、脳血管内手術などを勤務先の病院で執刀医として広く診療に携わってきました。
手術加療も奏功し、後遺症もなく日常生活に戻れる患者さんをみて達成感がある一方で、病気の性質上、重篤な後遺症の残存する方も少なくないのが我々脳神経外科領域の病気です。病気を発症した後の治療、管理、リハビリなどを経て状態を戻すことも非常に大切なことですが、何より「未病」が大事であることを日々の診療の中で痛感しております。
病院の外来でも、血圧、コレステロール、糖尿などの管理を通じての未病に努めておりますが、医師患者関係がまず良好でないと、説明する内容の大切さも伝わらないと思います。それらを大切に、まずは信頼していただける診療を常に心がけていきたいと思っております。受診された患者さんが安心して通院できる、明るいクリニックを目指して診療に当たらせていただきます。